はじめに
-
・入浴後などリラックスした状態で行うのがおすすめです。
-
・姿勢は椅子に座る、横向きに寝るなど、やりやすい姿勢でOK。
-
・はじめは鏡で確認をしながら行うのもおすすめです。
-
・爪は短めに処理し、手・指は清潔に保ってください。
会陰ケア
-
① 清潔な手のひらにオイルを500円玉大くらいとり、手のひらで温めながら指の腹にオイルをなじませます。
-
② 指の腹を使い膣の外側(大陰唇・小陰唇)にまんべんなくやさしくオイルをなじませます。
-
③ ゆっくりと丁寧に洋服にアイロンを当てるように、指の腹で緊張をほぐすようにオイルを浸透させていきます。
-
④ 指の腹にオイルをなじませ、指をやや寝かせクルクルと小さな円を描きながら柔らかくほぐすように、気持ちが良いと感じる程度の強さで会陰をマッサージしていきます。
-
ワンポイント
このとき、中指と薬指を使うのがおすすめです。
目的は、会陰を柔らかくすること。
骨盤内全体の血流を良くし、骨盤底筋を丈夫に柔軟にすることで、冷え性・尿モレ・膣の締まり・イライラを解消し、幸福ホルモンの分泌も高めるなど良いこと尽くめです。
膣ケア
-
① オイルを2本の指の腹(人差し指・中指)にとり そのまま第二関節くらいまで、膣の中に入れ指の腹を密着させます。
-
② 膣壁にそってゆっくりとほぐすようになじませます。
-
③ 固くなっている膣壁をゆっくりと押し広げ、柔らかくほぐしていくイメージでマッサージしていきます。
-
ワンポイント
妊活中の方や、高齢で膣が硬くなり萎縮気味の方、性交痛がある方は念入りに。
注目はその浸透性。膣壁にしっかりなじませることで成分が経皮吸収され、全身にめぐります。
抵抗のある方は、膣の入り口近くから慣らしていってください。
-
上記のマッサージに抵抗がある人は、『オイル湿布」がおすすめ。
① オイルを清潔なコットンに浸す。
-
② ショーツに生理用ナプキンやおりものシートを付け、その上にオイルを浸したコットンを置いておき、10~20分ほどコットンを膣に当てる。
-
③ その後、コットンを外します。
-
入浴後などリラックスした状態で行うのがおすすめです。
膣周りがしっとりと、柔らかくなるのを実感できます。